放りっぱなしだった成層圏プラットホームの話。
なんか知らんが時々ググられるので続きを書くことにしましょうかね。いえ、決して『Web恋姫夢想』がメンテでヒマになったからじゃありませんからー。
前に、大型のプラットホームはその巻き起こす後流の処理が問題になると書いたと思いますよ。
大型機の後流で問題の多くを占めるのは翼端から発生する大きな渦であるようだ。ジャンボジェットが飛行した直後の空間に小型機が入り込むと、この渦に巻き込まれてしまい操縦不能になるというね。
で、この渦は翼端から空気がすっぽ抜けることから発生するわけなんだけど、こうした危険の元になるだけでなく、飛行している機体にとっても大きな抵抗になるワケでー。
これを軽減するために最近翼端に取り付けられるようになったのがウィングレットという小さな翼ですな。
ハヤカワさん、自慢じゃないが30年ぐらい前に独自の研究でこれを思いついていたよ。確か高校生ぐらいのころだったかな。あ、今トシ計算したろ? えーそーですよ? ハヤカワさん昭和の遺物ですよ? だから、ナニ? 文句があるやつぁ爆発しろ! 今すぐ!
ま、それは置いといて、ウィングレットは後流を軽減するために役立っているけど、完全に防げるわけじゃないんだね。そこで「翼端から空気がすっぽ抜けるんだったら翼端がなけりゃいいんじゃね?」って考えた人がいたよ。
とはいっても翼端をなくすってったっていったいどうすんのよ? と、思うね、フツー。
その解決法が、左右の翼端と翼端を繋いじゃうってえのだった。
そう、環状翼機ってヤツだ。
要するに、円筒形の翼にしちゃえば翼端がなくなるってことだね。
これはすごい発想であることは間違いなく、実際に円筒形の翼を持った飛行機が作られたことがあった。
C450
まあ、この飛行機は環状翼だけじゃなくテイルシッター式のVTOLだったり、新機軸を盛り込みすぎたせいか失敗に終わっちゃったようだ。似たようなのは米軍も作ってたような気がする。もちろんそっちも失敗だ。
こうした垂直型の環状翼機以外にも、水平型の環状翼機っていうのも考案されている。ウルトラマンタロウに出てきたコンドル1号みたいな感じかね。
ここでハヤカワさんは考えた。あんまり冒険的な技術を開発しなくてももっと簡単にできるような気がする。
えっと、複葉機って航空機がありますね? これは上下2枚の主翼を持った飛行機なワケだけど、これの上下の翼端部分を繋げちゃえばいいんじゃないですかね?
そしたら、やっぱりありましたよ、箱型翼機っての。
画像はサントスデュモン14bisとゆー飛行機。
まー、コレは飛行機の創生期に作られたものですから、後流よりも支柱や張り線の空気抵抗を減らしたり構造強度を上げるのが目的だったんでしょうケドー。
『エースコンバット』にも出てきますな、X-49ナイトレーベンっての。そんなカンジ。
これ、成層圏プラットホームの構造としてはかなり使いやすいですなー。
下翼を地上からやってくる旅客機や輸送機の発着に利用して、上翼は往還機の発着に利用するワケですよ。
あー、設定上必要なかなりの部分が解決しましたなー。
さて、今回はこんなトコですかね。
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