2010年10月22日金曜日

鉄少メモ001

成層圏プラットホームにもそろそろ飽きてきたので新しい、というか古いネタを引っ張り出してリニューアルを敢行するのである。

NCブログでちょっと公開した『鉄道少女隊』というヤツなんだが、基本設定をいじくって再出発しようと思うのだ。

とりあえず、現時点での基本的な設定を掲載しておこう。


・鉄道少女隊世界設定

 この物語の部隊となる世界は、地理歴史とも現在の世界とほぼ同じである。
 時代は一次大戦直後から二次大戦直前までの、いわゆる戦間期に当たる。
 これより少し前の時代、先進地域である欧州で各国が競うように国家事業としての物流インフラに注力し、その成果である巨大な鉄道網による活発な物流が国家の旺盛な経済発展の支えとなっていた。
 しかし、拡大する各国の経済活動が国境を越えて衝突するようになると、各地で地域紛争が絶えない時代となり、紛争国同士による互いの鉄道の封鎖や破壊により鉄道の運行に支障をきたすようになってしまった。
 このため、特に港湾を持たない内陸国家では経済の疲弊が激しく、海運によって最低限の物流を確保することができた沿岸国家でも、内陸国家との物流量が激減したことによる経済活動の低下は無視できるものではなくなっていた。
 紛争が長期化してきた頃、これら疲弊した国家の一部では、鉄道を共同運営することにより、紛争が発生しても一定の物流が確保できるように事態を改善しようとする動きが始まった。
 これらの国家間では国際鉄道委員会とよばれる超国家的組織が設置され、各国は国家のインフラとして整備されてきた鉄道を国際鉄道委員会に委譲することで、委員会が国家の思惑に左右されることなく独自の裁量で鉄道の経営をおこない、国家間の紛争が物流に影響することを防ぐことを考えた。巨大な植民地や領土を保有し、その経済圏内で自給を可能とする大国は知らず、国外との物流が経済の死命を決する小国にとって、紛争に影響されない経済活動は、たとえ紛争当事国であっても歓迎すべきことであった。要するに、経済面での相互安全保障を実現するために、物流網から国家の影響を排除する仕組みを形成したのである。
 これに、地中海貿易の復権による大国化を目指すイタリア、スエズ運河を利用して英国の海上貿易支配を崩そうと考えるフランスが便乗し、紛争による封鎖に最も影響を受ける内陸国であり、永世中立であるスイス連邦を中心にして国際鉄道委員会を設立するための事前会議が召集されることとなった。この会議によって、国家ごとによってバラバラな鉄道の規格を統一して円滑な国際物流を実現するための連絡調整機関であった欧州鉄道会議を母体として、国際鉄道委員会(設立当初は欧州鉄道委員会であった)の設立が宣言されたのである。
 そして1905年、イタリア-スイス間にシンプロントンネルが開通したことを以って、国際鉄道委員会の本格的な活動が開始される。国際鉄道委員会の管理下にある鉄道路線とその沿線では、紛争下であっても貨物取り扱い量の減少を最低限に抑えることに成功し、加盟国の経済も設立以前の水準を回復し、さらに発展を見せるまでになった。
 この成功は他の国家を刺激し、国際鉄道委員会への加盟を求める国家が増加していった。そして、いつしか国際鉄道委員会は欧州だけでなく他の地域の国家までもを呑み込む巨大組織へと成長したのである。
 この物語は、このような時代背景において、国際鉄道委員会に加盟したばかりの極東の新興国出身の少女が、国際鉄道委員会の保安局員として世界をめぐる冒険へ旅立つところから始まる。


※入院中の父親が壊れつつある。←10月22日

※父危篤の報あり。←10月25日

※今夜が池田ァァッ! ちが、山だ。←10月26日

※10月27日午前3時30分、永眠。

※10月28日通夜。

※10月29日本葬。

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