2010年11月12日金曜日

自転車ショー歌

数日前から愛用の自転車が妙にフラつくようになったのね。で、よくよく調べてみたら後輪が丸ボウズになってた。
それだけならまだしも、ゴムが劣化して亀裂が入ってたりした。

こりゃこのまま乗ってるとチューブまでいっちまうなあ、ということで、タイヤを交換することにしたよ。

都合よく駅前のまぬけ屋雑貨店の自転車売り場に、ちょうどサイズが合う交換用のタイヤが置いてあったので、自力でやってみることにした。WEBで交換の方法をざっと調べたんだけど、やっぱり知識と実践ではちょっとした違いがあったりする。まあハヤカワさんの自転車が内装式変速機ってワリとやっかいなヤツだったこともあるんで、覚え書き程度にレポをしてみよう。次にやるときに便利だし。

ところで、状況のメモとしてケータイで写真を撮りながらやってたんだけど、通信速度が遅いのでなかなかPCに送ることができない。んだもんで、写真が揃ったところからボチボチと書いていくことにするよ。

※だいたい書けたかな。しかし、ここのブログのエディタは写真を入れる時の動作がわかりにくいね。妙なHTML文吐き出すし。

1)
これがハヤカワさんの愛車だ。
今は無きヨコタサイクルというアッセンブルメーカーが作ったもの。この手の自転車としてはちょっと重いが、折りたたむと玄関に収納できるので防犯上よろしいものだ。














2a)
これが件のタイヤ。作業をやりやすくするために自転車は逆さにしてある。
下準備として、ハンドル周りについているミラーやベルなどは外しておいた。
なお、作業場はリビングで、床に汚れや傷を付けないために薄いスポンジにアルミを蒸着させたキャンプ用のシートを敷いてある。冬場は炬燵の下に敷く断熱シートとして利用しているものだが、こういう時にも役に立つ。
それにしても、溝がすっかり消滅しているだけでなく、あと少しでチューブまで露出してしまうほど磨り減っていた。すごく危険な状態であることは間違いない。ブレの原因はおそらくこれだろう。


2b)
側面にも深い亀裂が入っている。



先月ぐらいにチェックしたときはこんな傷はなかったので、やはりここ数日で急激にきたのだと思う。
これもブレに相当影響してるだろうな。
こうなったら何が何でも交換しないと、パンクだけで済めば御の字、転倒して大怪我をする可能性もあるだろう。


 3)
タイヤを交換するとなると、まずはフレームからリムごと外さなくてはならない。前輪ならただナットを外すだけでいいが、後輪にはチェーンや内装式変速機、スタンド、ドラムブレーキなどさまざまなパーツが付いているため少々手間がかかる。
自転車屋の手間賃も後輪の方が高いらしい。
こちらは変速機側。逆さにして変速機のカバーを外した状態。
車軸の中央に変速機用のピンが出ていて、手前のレバーがそれを押すことでギアが変わる。
車軸には外側から、ナット、ワッシャー、泥除けのステー、変速機レバーのマウント、スタンドの順に重ねられている。
このためかなり作業できる範囲が狭く、最初は手持ちのモンキースパナでナットを回そうとしたのだが、ギリギリでモンキーの頭が入っただけで、ほとんどナットを回せなかった。力任せにやるとナットの角を舐めたり、他の部品を傷つけてしまいそうだ。
ボックスレンチが使えれば楽なのだが、この構造では薄型スパナか、頭が小さいメガネスパナでなければ無理だ。なぜか手持ちに丁度合うサイズのスパナが無い。そういえば、このサイズのスパナは昔乗っていたバイクの車載工具に混ぜてしまっていた。売った時に回収するのを忘れていたようだ。ので、急遽ホームセンターまでメガネスパナを買いに走ることに。いや、まぬけ屋でも売ってるんだけどね、さすがに工具となるとあそこは信用できんのよ。


 4)
こちらはチェーン側のナット。特に障害物がないのでモンキーでも簡単に回せた。
光源の関係で少し暗いが、外側からナット、ワッシャー、泥除けのステー、フレームを挟んでチェーンのテンションを調整するためのネジが付いているのがわかる。
 5)
メガネスパナを買ってきたところで、両側のナットをどうにか緩めることができた。
ちなみに、変速機側のナットだが、メガネスパナを使う時には変速機のピンを指で押し込んで、その隙にスパナを差し込まなくてはならない。そんなに力が必要なものでもないのだが、手間は手間。周囲が油だらけなのでテープなどで固定しておけないから、なにか上手い方法はないだろうか。次までの課題だな。
車輪が自由に動くようになったのでチェーンを外す。この時、ペダル側のチェーンも外しておかないと、車輪をフレームから完全に外すことができない。
この時点で手は油だらけ。もう少し時間があれば古い油を落としたかった。
6)
チェーンのテンションを調整するネジ。車軸に通す穴がオフセットされているので、組み付ける時に間違わないように注意しなければいけないのでメモ代わりの写真。
なお、これに使うナットはナイロンロックナットになっている。他のと混じらないように分けておいた方がいいだろう。
7)
変速機側も無事に外れた。
ブレーキワイヤーとブレーキをフレームに固定しているネジも外さないといけない。
ブレーキワイヤーをブレーキユニットに留めているネジは、前後に動くアームに付いているため、外す時には力が入れにくい。泥汚れも付いているので高分子潤滑剤を少し吹いて緩みやすくした。ただし、後でちゃんと拭いておかないと走行中に緩んだりするので大変だ。
天井の明かりだけなのでシャッター速度が遅く、写真が少しピンボケになってしまったが、まあ困らないからいいか。





8)
車輪を外したところでタイヤから空気を抜く。
抜かないとタイヤは外せないよ?
バルブを固定しているネジを緩めて少しバルブを引いてやればすぐにブシッと抜けるが、いきなりネジを完全に外してしまうとバルブが空気圧で飛んだりするので気をつけよう。どこかへ飛んで見失ったり、もし当ったら怪我をしかねないぞ。
写真は外したバルブ。わかりにくいが虫ゴムが少し傷んでいる。100均のパンク修理キットに入っていたので、ついでに交換しておこう。
虫ゴムはかなり奥まで入れないといけないが、バルブに少し水をつけておくと滑りがよくなって比較的楽に入れることができるぞ。
 9)
タイヤを外すために使うタイヤレバーという工具。
まぬけ屋で買うと3本で500円ぐらいするが、100均のパンク修理キットに2本入っていたのでこれを利用する。
でも、やっぱり3本あった方が作業しやすかったと思う。今回、足らない分はプライヤーの柄などで代用した。
ちなみに、樹脂製と金属製があって、専門家は金属製の方が丈夫でいいと言っているな。しかし、ハヤカワさんの自転車はリムがアルミ製で傷つきやすいし、シロウトが金属製を使うとチューブなんかを傷つけてしまいそうな気がしたので樹脂製のを買った。
この工具のヘラ状の方をリムとタイヤの間に差し込んでテコの原理で穿り出し、フック状の方をスポークに引っ掛けて固定するのだ。
そうしておかないと、せっかくリムから穿り出したタイヤが元に戻っちゃうぞ。
同じ要領で次々と穿り出し、全周の三分の一ぐらいまで外せば後は手でも外せる。
作業中は両手を使っていたので写真が残せなかったよ。


 10)
ちょっと分かりにくいが、タイヤがリムから外れて中のチューブが見えている。
先にチューブをズルズル引きずり出してから、タイヤを完全にリムから外してしまおう。
11)
古いタイヤを外した状態の車輪。
リムの中央に見える黒い帯は、リムテープというものだそうだ。なんでも、スポークでチューブが傷つけられるのを防ぐ役目のものらしい。これが切れていたりしたら、パンクの原因になるので交換しないといけないのだが、見たところ問題はなさそうなのでこのままで作業を続ける。
12)
これが新しいタイヤ。直径が20インチで幅が1.75インチという、折り畳み自転車ではよく使われているサイズ。
そういえば、スパナを買いに行ったホームセンターでも同じものが同じ値段で売っていた。くそぅ知っていればまぬけ屋を儲けさせるようなマネをしなくても済んだのに。
13)
まず、新しいタイヤにチューブをバルブの部分だけ押し込み、リムのバルブの穴に合わせてタイヤの縁を片側だけリムに嵌める。
バルブの周囲は、ゴム製のチューブと金属製のバルブを接合する場所だから、ゴムが他の場所より厚くなっていてとっても硬いし、バルブが長く飛び出しているから、タイヤを嵌めてからだと押し込もうと思っても難しいんだね。うん、ハヤカワさん最初失敗した。後でも入れられるんじゃないかと思ってやってみたら入らなかっよ。
タイヤの片側がリムに納まったら、チューブをタイヤの中に入れていこう。
チューブ全体をタイヤに入れてから嵌めてもいいような気がするけど、チューブをリムに挟んでしまうとパンクの元だから、多分その危険を少なくするためなんじゃないかな。
チューブがタイヤの中に入ったのを確認して、タイヤを完全に嵌めよう。チューブを傷つけないためにも、手作業でやった方がいいみたいだ。最後の方は力のない人だとキツイかもしれないので、タイヤレバーを使うといい。レバーを外す時とは裏返しにして、ヘラのしゃくれた方をリムに引っ掛けてタイヤの縁を滑らすようにするとやりやすいだろう。
終わったらリムとタイヤの間をチェックして、チューブが挟まれていないかきちんと確認しよう。

14)
これでどうにか完成。最後に、バルブがリムから垂直に出ているか確認しよう。これが斜めになっていると、空気を入れた時にバルブの根元にムリな力がかかってしまい、最悪チューブが裂けてしまうような事故にもなりかねないのだそうだ。
もし斜めになっていたら、タイヤを少しずらして調節する。空気が入る前ならそれほど力を入れなくても動くはずだ。
後は外した時とは逆の手順でフレームに戻してやればいい。ついでにチェーンのテンションも調整しておこう。張った状態でチェーンを押して、1~2cm動くぐらいがいいようだ。チェーンは緩んでいても張り過ぎてもよくないのだ。
また、今回はドラムブレーキのワイヤーを外してしまっているので、ワイヤーの調整も忘れずに。チェーンの調整次第では、外す前と同じ場所で留めてもブレーキの効きが変わってしまうことがあるのだ。


今回の作業時間はおよそ2時間弱。いろいろ手探りの部分があった割には早く終わったと思う。
いろいろノウハウを溜め込めたから、次はもっと早くできるだろう。まあ、当分やる機会はないだろうけど。

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